FR24を見ながら航空無線を聴くため以前はIC-R6を使用していましたが、気の迷いからか手放してしまいました。
あらためて航空無線を聞きたくなり、できるだけコストをかけずに聞く方法を調べていたところ、中国製トランシーバのUV-5K(8)の改造ファームウェアを導入し広帯域受信機として運用する方法を知りました。
導入コスト
まず、ヤフオク等で改造ファームウェアを導入済みのものを購入すると5,000円前後となります。
私のように自身で改造ファームウェアを導入場合は本体とプログラミングケーブルが必要となります。
・UV-K5(8) 2023年10月で2,800円前後
・Programing Cable 2023年10月で800円前後
いずれもAli Expressで購入し、総額3,600円程度となります。日本で購入するより1,400円ほど安く、ケーブルが入手できるので、自身で改造ファームウェアのアップデートにも対応できます。
改造ファームウェアのインストール
いくつか改造ファームウェアが出ているようですが、私はegzumer氏のファームウェアを使用しました。
時代の進化は素晴らしく、ブラウザ経由でファームウェアの書き換えが行えます。
改造ファームウェアを導入することで受信周波数の拡張と強制AMモードの受信、発信機能の無効化ができるようです。
限りなく広帯域受信機に近づくイメージですかね。
書き換えの手順はWindowsマシンとUV-K5(8)本体をプログラミングケーブルで接続します。
本体のPTTボタンを押しながら電源スイッチを入れると白色LEDが点灯した状態となり、ファームウェア書き込みモードとなります。
あとはファームウェア配布ページの”FLASH WITH A BROWSER”をクリックし、”Flash firmware”を押すとファームウェア書き換えが実行されます。
ちなみにこれ系の作業は自己責任となりますので、自信のない方はヤフオク等で購入するほうが安全です。
ファームウェア書き換え完了後に電源を入れると、起動画面が純正とすこし違っていることが確認できます。
メニュー画面のDemoduをAMにすることで強制AMモードに変更できます。また、PTTボタンを押しても”TX DISABLE”となり発信できませんので安心して利用できます。
これは素晴らしい改造ファームウェアですね。受信感度はIC-R6に比べると劣っていますが、暇つぶしにはちょうど良いおもちゃです。